光景ワレズ

KOUKEI-Warez photography

電子

RICOH GX200

カメラをきちんと触りだしたのもデジカメからだ。 また、上京してから就職までのおよそ8年、学生生活とフリーター生活のときに働かせてもらっていた秋葉原の量販店でデジカメを長く担当していたので、およそ99年あたりから06年くらいまでに出ていたデジカメならばほぼ全ての機種を触って、長所短所もカタログ以外の質感や操作感なども理解していた。今よりも改良のペースは早かったのでダイナミックで面白かった。それに、たまに出る時代の異端児のようなやつも良かった。コダックとかコニカとかはとんがった特徴を持った機種を出していて好きだった。ニコンもたまにメーカーの趣味者がこっそり作るようなものを出していたと記憶している。この機種とかは仕事で触った瞬間に全く売れないだろうと確信し、そのとおりに消えていったが、まさに徒花って感じだ。 そんな感じで、何十年か後に振り返ってみたときに、楽しい歴史が残っていたらいいなと思う。デジアナを対立軸で語る気もないし、フィルムも使うしデジカメも使う。荷物は増えるけど、それでいいじゃないか。