光景ワレズ

KOUKEI-Warez photography

日土(17)

Leica MP / Canon 25mm F3.5(L) (HP5 PLUS)

【トルコ旅行記 その17】 トルコのバス会社は複数あって、大抵の安旅旅行者はこれを利用する。夜行も充実していて宿代を浮かすのにも時間を浮かすのにも便利だ。ただ、ちょっと座席が窮屈なのは残念だ。ペルーのバスなどは座席がほぼ180度になるような良い席のものもあったりしたが、トルコのバスは特にグレード差のようなものはなさそうだった。 デニズリから移動するバスを取ろうとしたら、ガソリンスタンドがバス会社を兼ねているという業態で少し戸惑ったが、早朝4時頃にそのオフィスに出向くと、ガソリンスタンド対応の青年が一人仕事をしていた。暗い中迎えのバスを待っていると話しかけてきたので、iPhoneの翻訳アプリなどでコミュニケーションをとって大変フレンドリーなひとときを過ごした。この青年にfacebookやってないの?と聞かれたことでアカウントを本格的に再整備したきっかけである。(この青年のアカウントは聞かなかったので結局意味ないが……)

そんな感じにデニズリを早朝に出発し、マルマリスという港町まで移動した。位置づけはリゾート地なので、あまりバックパッカーは来ないようだ。ちょっと散歩しているだけで、やっぱり話しかけられる。日本人が好かれていることを感じると、逆に自分が彼らに悪い印象を与えるようなことをしてはいけないな、という戒めにも思える。