光景ワレズ

KOUKEI-Warez photography

日土(16)

Leica MP / Canon 25mm F3.5(L) (HP5 PLUS)

【トルコ旅行記 その16】 デニズリの街で、更に別の鶏肉屋のおっさんに話しかけられ、中でチャイをいただきながら雑談をすることになった。他国だとこれは結構ヤバめのシチュエーションな気もするが、本当にチャイをおごってくれただけだった。 そのおっさんに、デニズリでハマムはないかと尋ねると、ひとつあると教えてくれた。 ハマムとはいわゆるトルコ風呂のことだ。勿論フーゾク的な意味ではない。イスタンブールにもあったが、どうにも観光客向けにちょっとしたスパっぽくなっているところが多いらしく、トラディショナルなハマムを体験したかったのだ。ゆえに、こうしたあまり観光客がうろうろしない街のほうがそういうのがあるだろうと踏んだわけだ。

当時の体験は、Twitterでまとめていたので、こちらに再掲したい。


服を脱いで待合室に出たら、タオルだけ腰に巻いた全裸中年男性がぼくの肩を持って奥へ案内した。これはヤバイと思った

【ハマム体験記】全裸中年男性にエスコートされ、ぼくはサウナのようなところに入った。そしてそこに寝ろと指示され、真ん中にある大理石の台に仰向けで寝そべり、およそ20分くらい汗を流したと思う。そしておもむろに全裸中年男性はホーイホーイと言いながら無防備なぼくへ近寄ってきた。

【ハマム体験記】ぼくは全裸中年男性によって腰に巻いたタオルを剥がされ、股間だけをギリギリに隠しただけ(イメージ的には変態仮面と同じ状態)になり、更に両手を持たれて頭の上へ、脇が丸見えのまさにまな板の鯉のようにさせられた。全裸中年男性はハッハッハーホーイ ヤポーン とか言っていた。

【ハマム体験記】まずは垢擦りのタオルでグイグイと身体を擦られた。まな板に対して全裸中年男性の逆側の身体を擦られるとき、全裸中年男性の腹が少し当たる(ニュアンス的には歯医者の助手の胸が当たるのに似てる)のが気持ち悪いが、中年男性は意に介さずホーイフーイとか言ってた。

【ハマム体験記】裏返されて背中や足も擦られた。一応股間は隠してくれてるのだがあまり意味をなしてないし、全裸中年男性のほうはむしろ水着とか着るべきじゃないかと思うのだが、全裸(念のためだがタオルはつけてる)なのが謎だ。

【ハマム体験記】そして流しのような所へ促され、頭から昭和のコントのように水をぶっかけられた。次にまた大理石に寝させられ泡まみれにされた。独特のテクで石鹸水を泡だてて全身に纏わせてくる全裸中年男性をみながら、これを女にさせたらエロイ!と最初に気付いた日本人は誰なのかと考えたりした。

【ハマム体験記】全裸中年男性によるマッサージは流石の体格から繰り出される圧力でかなりのパワフルさだったが、長時間やるわけではなく指圧一巡り程度で終わった。あまりヌルヌルの状態でアレコレされると新しい境地に目覚めかねないのでこれくらいでいいと感じた。

【ハマム体験記】最後にもう一度水のぶっかけがあり、あと頭を洗われて終了。メガネがないぼくを終始肩を持ってホッホホーイとか意味不明のことを言いながらエスコートする全裸中年男性、ありがとうございました。


なおiPhoneで撮った実際のハマムの写真なども含めての場合は別途Twitterのログをご参照いただきたい。

※本文の内容とこちらの写真は関係ありません。