光景ワレズ

KOUKEI-Warez photography

同道

Leica M5 / Elmar 3.5cm F3.5 (HP5 PLUS)

マチュピチュ遺跡を出たら、もう数時間後にはクスコに戻る列車に乗っていた。 クスコに着いたらちょっと街中から離れていたのでどうしてもタクシーを拾わなければいけない状況なのだが、お金が勿体ないので日本人っぽい人たち3人組に声をかけて相乗りさせてもらった。 ちょっと話をしたらとても感じの良い学生さんたちだったので、宿探しも面倒だったのでそのまま同じ宿に行って空き部屋があったので泊まり、高山病気味ということだったので薬をわけてあげたり、一緒に食事をしたりした。日本で最も頭の良い人たちが行く大学の学生はあまり自分から大学名を言わないのでその辺は察しておくに留めたが、全ての旅程の宿を既にとっているあたりはさすが、などと言ったところ、宿探しには英語でググればいい宿沢山見つかりますよ、との答えで、そんな発想がそもそも無かったので(『歩き方』に載ってる宿は少し良くなくなったりしてるので、ぼくはせいぜい近隣の宿をカンで当たる程度)少し恥ずかしかった。 クスコの次は南下してチチカカ湖を目指すことにしていたのでその話をすると、彼らはボリビアに行くためにそちらのほうに向かうということで、しばしの間、旅をともにすることになった。彼らからみたらぼくはNPCドラクエIVの宿屋のホフマンくらいの位置づけだ。

写真は列車の窓から見えた風景。山奥のトレッキングコースの入り口あたりにある売店。写ってはいないが、なぜかギターを抱えた日本人の若者がいた。かっこいいな。