光景ワレズ

KOUKEI-Warez photography

愛犬

Panasonic LUMIX GX1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.

少し前の話だが、義理の実家の愛犬が大往生したそうだ。小型犬で15年も生きれば立派である。義理の実家には里帰り出産の関係で息子が生まれる前後で毎週のように通っていたので、自分もちょっとした世話とかはしてあげたりしていた。しかし老犬なので息が臭いしウンコは漏らすしで大変で、その上痴呆のような症状もあったり、ある種の癇癪のようなものもあったりとまさに義理の両親はその老犬を介護するような状態であった。こっちとしては音に敏感な乳児であるところの息子がいるのにワンワン吠えたりしてうるせー!って思ったりもしてたが、妻にしてみたら出産前の里帰りでのヒマを相手してくれ、また東京に帰ってくるまでは踏ん張って生きてくれていたので有り難みも悲しみもひとしおであろう。ぼくはと言えば、最初に本気で噛みにきたときと比べたら懐いてくれたし、ふつうに犬は好きなので勿論かわいがってはいたが、先に書いたとおり終盤の臭さやうるささのほうが先に立って、やっと楽になれて良かったねという気持ちのほうが大きい。

本当は息子ができたからこそペットを飼いたいとも思っている。ペットロスは怖くもあるが、そういう「いのちとは」みたいなことも含めて動物は色々なことを教えてくれるからだ。 ちなみに3歳の甥っ子に犬が死んだことを教えたら「また買えばいいじゃん」とマリー・アントワネットのようなことを言ったらしい。まぁまだわかんないよね…。